地域通貨
「サステナブルエココイン」
INTRODOCTION
「サステナブルエココイン」とは?
地域の消費促進
人の流入
環境保全
3つを同時に促す地域通貨サービス
地域のDX化は必須!「地域通貨」は、理想的なDX化の最終形態!
しかし、現行の資本主義のやり方では、地域活性化から逆行してしまう
現在、一国の経済を大きく動かすほどの大企業が、電子決済を世界各地で展開し始めています。すでにグローバルの常識として、モバイル決済(PayPal、デビット、Suica、Google Pay、Apple Pay、Line Pay、Amazon Pay、Alipay、etc…)を始めとするデジタル決済は主流なのです。
2021年9月、デジタル庁が発足し、それ以降、日本でもやっとのことで本格的にキャッシュレス化が進みつつある印象はあります。しかし、海外諸国と比較すると、日本のキャッシュレス決済比率は約30%にとどまっているのに対して、主要各国では40〜60%台にまで上昇しています〈各国のキャッシュレス決済比率: 韓国(94.7%)、イギリス(68.7%)、中国(60%)、カナダ(62%)、オーストラリア(59%)、シンガポール(57.6%)、スウェーデン(48.9%)、アメリカ(47%)、フランス(44.8%)、ドイツ(17.9%)〉「日本のキャッシュレスの現状と目標」経済産業省 より
これまで数百年も続いてきた貨幣経済は終わりを迎えようとしています。つまり、現金の存在感は薄れ、電子決済が当たり前の世の中に突入したのです。日本は、先進国の中で、一番、そのデジタルトランスフォーメーション(DX化)が遅れている国であることを、私たちは自覚する必要があります。
このままでは、すでに多くの経済学者が警鐘を鳴らしている通り、諸外国の決済システムが日本国内の主軸となる未来が訪れる、最悪のシナリオが現実になることもありえます。そうなった場合、グローバル経済の中で、私たち国民が使う決済方法やアプリケーションは、「国内のみならず国際社会で使える全世界共通の決済方法」として国外の決済方法を選択せざるを得なくなります。
デジタル化の流れは必然であり、今後の社会で絶対条件として進めるべきことです。しかし、デジタル化の一番の課題は「格差」だと私たちは考えます。
現行の資本主義の定義で行われるDXは、社会を分断する大きな二極化を生み、さらなる格差につながってしまいます。地域で暮らすデジタルに弱い人口は置いて行かれ、現金のみしか扱っていない店舗は、このDX化の波に置いて行かれ、デジタル難民と化しています。つまり、倒産、閉店は免れません。進化が問われ、その進化論についていけない層は、衰退せざるを得ない。それは進化論の言葉通りでしょう。ただし、これは国、自治体、国民全体の問題である限り、そんなことが起こってはならないはずです。
デジタル化と同時に解決するべきなのは、デジタル難民をどう巻き込むか、という課題です。地域通貨は、その最終形態となります。
デジタル貨幣化
デジタル貨幣化 → 決済アプリ / 様々な決済方法 → 経済圏ごとの通貨発行 → 地域別の通貨発行(地域通貨)
更なる未来予測
→ 様々な決済アプリと連動 → 各地、各アプリ内での、消費者情報の共有と個人データの有効活用化 → 中央集権化 → マイナポイント化へ
実際に日本でも、主要都市では電子決済が可能な店舗や施設が増えています。そのため、電子決済の経済圏に加盟するチェーン店や店舗の売り上げは、その経済圏の中だけで巡ることになります。つまり、限られた人々の資本のみが潤い、経済圏に加盟できていない地方の店舗や施設へは還元されることなく、消費が滞ってしまう流れが出来つつあると言えるでしょう。
このまま現代資本主義をベースにDX化を続けたとしても、地方創生につなげることはなかなか難しいのが、いまの状況なのです。
地域通貨のあるべき姿:
地域で暮らす人々、その多くが現在は低所得の中・高齢者です。その人々から集めた僅かな税で、都会からDXソリューションを引っ提げてくるIT企業が助成金、補助金を目当てにビジネスを繰り広げている傾向が見られます。
結果、地域に還元されるどころか、地域に潤いは一切届かず、また、老若男女が使えるような仕様ではないため、特に高齢者は一切使えず、地元で昔から暮らす人々は置いてかれてしまいます。それでは、何のための地域通貨なのか、本末転倒ではないでしょうか。地域通貨は名ばかりとして、「地域」に全く還元されない設計になってしまっていたり、一部の地域だけが使えるだけだったり、わざわざ難しいチャージ式となっていて現金を頼っていた層にとっては極めて面倒な仕組みになってしまっているのが、現状、そのほとんどの実態です。
地域の人が使えない地域通貨。それに対して地方自治体が助成金・補助金を当てる。そんなことがあってはならないはずです。
自治体、あるいは国が、そうした社会づくりに加担してしまっては、ICTリテラシーを養う教育を一切受けることがなかった一般市民は、今後、弱者扱いされ、置いてかれる存在となります。つまりは、格差は更に広がる一方です。
私たちが考える地域通貨は、皮肉にも、まさに現代資本主義の象徴の国で生まれた、あのリンカーン大統領(1863年 米大統領)の言葉に近しいです。
地域通貨は、
官民共同による、人民の人民のためであって、人民に還元されるインセンティブ設計が施されたインフラであることです。つまり、どんな人も参加できる仕組みであって、使えば何らかのメリットや恩恵(利益や関係住民、またインバウンドの顧客の獲得)を地域が享受できる仕組みでなければならないと考えています。
間違っても、一部のプラットフォーマーや、地方自治体だけがその恩恵を受け取れるような設計であってはならないのです。その考え方はWeb3.0以降の技術発展とは、真逆であって、従来の資本主義社会の根本の問題同様であり、なんらこれまでと変わりのない話になってしまいます。
地域通貨、それはブロックチェーンやAIという技術を駆使したデジタル決済の仕組みであり、未来志向の産物であるため、基本概念がWeb3.0以上の未来を予測した設計でなければ、そもそも100年先の未来から見たら間違いなのです。
デジタル貨幣が進む社会で、地方創生を促す最終形態・ロジックになること。地域で暮らす消費者一人ひとりが利用可能で、且つ、この手段こそが、格差をなくした平等性を生み、地域活性化の最高の一手とならなければなりません。そして、それらは、すべてDX化で可能なのです。それが私たちが推し進める、Sustainable eco Society(循環社会の仕組み)です。
※ 地域通貨はSeC(サステナブル ecoコイン)として表記しています。
ユーザーデータ:
ユーザーのデータ活用や、傾向・行動分析からターゲットを絞ったプロモーション戦略を立てることができ、お店の売上に大きく貢献することができます。しかし、その一方で、このような経済圏から外れたお店は、データにアクセスできないため、活用できるお店との差は広がる一方です。その結果、既存の電子決済経済圏の中では、地方の店舗が生き残っていくことがさらに難しくなる構図が待ち受けています。
利益を第一とする、これまでの資本主義の仕組みは、確かに私たちの生活を豊かに、便利にしてくれました。しかし、地域社会の持続的な発展や、地球環境を豊かにするためには従来通りのやり方ではなく、新たな仕組みが必要になるでしょう。
地域のDX化は必須!「地域通貨」は、理想的なDX化の最終形態!
しかし、現行の資本主義のやり方では、地域活性化から逆行してしまう
現在、一国の経済を大きく動かすほどの大企業が、電子決済を世界各地で展開し始めています。すでにグローバルの常識として、モバイル決済(PayPal、デビット、Suica、Google Pay、Apple Pay、Line Pay、Amazon Pay、Alipay、etc…)を始めとするデジタル決済は主流なのです。
2021年9月、デジタル庁が発足し、それ以降、日本でもやっとのことで本格的にキャッシュレス化が進みつつある印象はあります。しかし、海外諸国と比較すると、日本のキャッシュレス決済比率は約30%にとどまっているのに対して、主要各国では40〜60%台にまで上昇しています〈各国のキャッシュレス決済比率: 韓国(94.7%)、イギリス(68.7%)、中国(60%)、カナダ(62%)、オーストラリア(59%)、シンガポール(57.6%)、スウェーデン(48.9%)、アメリカ(47%)、フランス(44.8%)、ドイツ(17.9%)〉「日本のキャッシュレスの現状と目標」経済産業省 より
これまで数百年も続いてきた貨幣経済は終わりを迎えようとしています。つまり、現金の存在感は薄れ、電子決済が当たり前の世の中に突入したのです。日本は、先進国の中で、一番、そのデジタルトランスフォーメーション(DX化)が遅れている国であることを、私たちは自覚する必要があります。
このままでは、すでに多くの経済学者が警鐘を鳴らしている通り、諸外国の決済システムが日本国内の主軸となる未来が訪れる、最悪のシナリオが現実になることもありえます。そうなった場合、グローバル経済の中で、私たち国民が使う決済方法やアプリケーションは、「国内のみならず国際社会で使える全世界共通の決済方法」として国外の決済方法を選択せざるを得なくなります。
デジタル化の流れは必然であり、今後の社会で絶対条件として進めるべきことです。しかし、デジタル化の一番の課題は「格差」だと私たちは考えます。
現行の資本主義の定義で行われるDXは、社会を分断する大きな二極化を生み、さらなる格差につながってしまいます。地域で暮らすデジタルに弱い人口は置いて行かれ、現金のみしか扱っていない店舗は、このDX化の波に置いて行かれ、デジタル難民と化しています。つまり、倒産、閉店は免れません。進化が問われ、その進化論についていけない層は、衰退せざるを得ない。それは進化論の言葉通りでしょう。ただし、これは国、自治体、国民全体の問題である限り、そんなことが起こってはならないはずです。
デジタル化と同時に解決するべきなのは、デジタル難民をどう巻き込むか、という課題です。地域通貨は、その最終形態となります。
デジタル貨幣化
デジタル貨幣化 → 決済アプリ / 様々な決済方法 → 経済圏ごとの通貨発行 → 地域別の通貨発行(地域通貨)
更なる未来予測
→ 様々な決済アプリと連動 → 各地、各アプリ内での、消費者情報の共有と個人データの有効活用化 → 中央集権化 → マイナポイント化へ
実際に日本でも、主要都市では電子決済が可能な店舗や施設が増えています。そのため、電子決済の経済圏に加盟するチェーン店や店舗の売り上げは、その経済圏の中だけで巡ることになります。つまり、限られた人々の資本のみが潤い、経済圏に加盟できていない地方の店舗や施設へは還元されることなく、消費が滞ってしまう流れが出来つつあると言えるでしょう。
このまま現代資本主義をベースにDX化を続けたとしても、地方創生につなげることはなかなか難しいのが、いまの状況なのです。
地域通貨のあるべき姿:
地域で暮らす人々、その多くが現在は低所得の中・高齢者です。その人々から集めた僅かな税で、都会からDXソリューションを引っ提げてくるIT企業が助成金、補助金を目当てにビジネスを繰り広げている傾向が見られます。
結果、地域に還元されるどころか、地域に潤いは一切届かず、また、老若男女が使えるような仕様ではないため、特に高齢者は一切使えず、地元で昔から暮らす人々は置いてかれてしまいます。それでは、何のための地域通貨なのか、本末転倒ではないでしょうか。地域通貨は名ばかりとして、「地域」に全く還元されない設計になってしまっていたり、一部の地域だけが使えるだけだったり、わざわざ難しいチャージ式となっていて現金を頼っていた層にとっては極めて面倒な仕組みになってしまっているのが、現状、そのほとんどの実態です。
地域の人が使えない地域通貨。それに対して地方自治体が助成金・補助金を当てる。そんなことがあってはならないはずです。
自治体、あるいは国が、そうした社会づくりに加担してしまっては、ICTリテラシーを養う教育を一切受けることがなかった一般市民は、今後、弱者扱いされ、置いてかれる存在となります。つまりは、格差は更に広がる一方です。
私たちが考える地域通貨は、皮肉にも、まさに現代資本主義の象徴の国で生まれた、あのリンカーン大統領(1863年 米大統領)の言葉に近しいです。
地域通貨は、
官民共同による、人民の人民のためであって、人民に還元されるインセンティブ設計が施されたインフラであることです。つまり、どんな人も参加できる仕組みであって、使えば何らかのメリットや恩恵(利益や関係住民、またインバウンドの顧客の獲得)を地域が享受できる仕組みでなければならないと考えています。
間違っても、一部のプラットフォーマーや、地方自治体だけがその恩恵を受け取れるような設計であってはならないのです。その考え方はWeb3.0以降の技術発展とは、真逆であって、従来の資本主義社会の根本の問題同様であり、なんらこれまでと変わりのない話になってしまいます。
地域通貨、それはブロックチェーンやAIという技術を駆使したデジタル決済の仕組みであり、未来志向の産物であるため、基本概念がWeb3.0以上の未来を予測した設計でなければ、そもそも100年先の未来から見たら間違いなのです。
デジタル貨幣が進む社会で、地方創生を促す最終形態・ロジックになること。地域で暮らす消費者一人ひとりが利用可能で、且つ、この手段こそが、格差をなくした平等性を生み、地域活性化の最高の一手とならなければなりません。そして、それらは、すべてDX化で可能なのです。それが私たちが推し進める、Sustainable eco Society(循環社会の仕組み)です。
※ 地域通貨はSeC(サステナブル ecoコイン)として表記しています。
ユーザーデータ:
ユーザーのデータ活用や、傾向・行動分析からターゲットを絞ったプロモーション戦略を立てることができ、お店の売上に大きく貢献することができます。しかし、その一方で、このような経済圏から外れたお店は、データにアクセスできないため、活用できるお店との差は広がる一方です。その結果、既存の電子決済経済圏の中では、地方の店舗が生き残っていくことがさらに難しくなる構図が待ち受けています。
利益を第一とする、これまでの資本主義の仕組みは、確かに私たちの生活を豊かに、便利にしてくれました。しかし、地域社会の持続的な発展や、地球環境を豊かにするためには従来通りのやり方ではなく、新たな仕組みが必要になるでしょう。
これまでの地域通貨導入の課題
地域経済活性化のためには、地域通貨の導入は必要不可欠です。
地域通貨とは、その名の通り、特定の地域内(市町村など)、あるいはコミュニティ(商店街、町内会、NPO)において流通する貨幣を指します。地域通貨は、利益重視の電子決済とは反対に、地域社会への貢献が優先されなくてはなりません。
そのため、地域通貨は人と人のつながりを深める「コミュニケーションプラットフォーム」として力を発揮します。大和総研の調査によると、地域通貨には地域内の消費促進や、資金の円滑な循環を実現し、地域経済・コミュニティの活性化を推し進める役割が期待されています。
*日本で使われている主要地域通貨は図1をご参照ください。
*大和総研の調査「地域通貨は地域金融システムに何をもたらすか」
図1 日本で使われている主要地域通貨
これまでの地域通貨は、各地域が独自に開発するので
1.膨大な開発費用がかかる
2.地域内のデータしか取得・活用できない
3.地域へ人を誘致するは別途PR費用がかかる
などの課題があります。
私たちが推し進める地域通貨の事業モデルは、これら課題が解決/不要となるかもしれません。
新たな地域通貨システム
地域通貨システムの3つのメリット
そこで、私たちFreewillは、新たな地域通貨システムを取り入れたDX化を提案します。
これまでの利益追求型ビジネスを模範にせず、経済を活性化させながら、社会課題解決にも貢献する、社会全体が繁栄できる新たなエコシステム“Sustainable eco Society”を実現すること──それが、私たちFreewill, Inc. が掲げるミッションです。
そのミッションを達成した先にあるのは、経済資源が地域社会に十分に行き渡り、人々が互いに絆を築くことができる持続可能な未来です。
新たな地域通貨システムを導入することで、地域に3つの利点をもたらします。
1 地域通貨を使うだけで地域環境の保全に貢献
地域発行の地域通貨を導入しているお店で商品を購入すると、地域通貨として1%分が還元されます。ユーザーが得た地域通貨は、地域内の他の加盟店で消費することによって地域に還元することができます。また、上記にあったように、地域通貨は失効しても自動的に地域環境の保全に利用されるため、消費者は無意識のうちに地域の環境保全事業に貢献できる仕組みとなっています。この仕組みを通し、地域通貨だけではなく、期限の切れた地域通貨でさえも地域貢献に利用することができます。
2 地域通貨の利用履歴を追跡できる、トレーサビリティ(透明性)を確保
ブロックチェーンが導入されているため、どの店舗で誰がどんな商品を買ったのか等、すべて追跡することが可能です。さらに、失効した通貨が「森の苗木」として、どんな団体が、何のために活用したのかも、すべて見える化されます。お金の流れに透明性が生まれ、地域内の信用が担保されるのです。
3 地域通貨による地域還元
地域通貨が大規模に運用されることで、地域への還元率も比例して大きくなります。例えば、自然エネルギーを提供する電力会社が、電気代の1%分を地域通貨として消費者に還元することによって、消費者は自然エネルギーを使うインセンティブを得られます。自然エネルギーの利用者数が増えることによって、環境への配慮も進みます。他にも、地方の電力会社に限らず、地域密着のスポーツチームや、地域産品の購入で地域通貨の運用が可能となります。
Freewillでは、地域通貨と連携することで、社会的・環境的インパクトを生み出すことができる新たなエコシステムとして、Sustainable eco Societyを実現するためのサービスを提供しています。
サービスは現在、ストーリー型クラウドファンディン「SPIN」、エシカルECサイト「tells market」、そして、誰もが世界に善き行いを発信できるメディア「Vibes.media」の3つと、2021年秋にリリース予定のtells marketで4つになります。これらのサービスは、AIやブロックチェーン、5Gなどの最先端テクノロジーにより、ビジネスを行うのと同時に、「森の苗木」が増える仕組みとなっています。
これらのサービス内でお金を消費すると、消費額の1%がコイン(Sustainable eco Coin、以下、SeCコイン)として還元されます。SeCコインは、毎月20%が失効されていきますが、失効分は自動的に「森の苗木」として、環境保全のために活動しているNPOやNGO等の活動のために使用されます。そのため、無意識のうちに地球環境保全に参加することが可能となります。
このSustainable eco Societyの世界観を反映させた地域通貨システムなので、地域経済の活性化と同時に社会課題も解決することができます。
図2 Sustainable eco Societyの世界
地域通貨システムの3つのメリット
そこで、私たちFreewillは、新たな地域通貨システムを取り入れたDX化を提案します。
これまでの利益追求型ビジネスを模範にせず、経済を活性化させながら、社会課題解決にも貢献する、社会全体が繁栄できる新たなエコシステム“Sustainable eco Society”を実現すること──それが、私たちFreewill, Inc. が掲げるミッションです。
そのミッションを達成した先にあるのは、経済資源が地域社会に十分に行き渡り、人々が互いに絆を築くことができる持続可能な未来です。
新たな地域通貨システムを導入することで、地域に3つの利点をもたらします。
1 地域通貨を使うだけで地域環境の保全に貢献
地域発行の地域通貨を導入しているお店で商品を購入すると、地域通貨として1%分が還元されます。ユーザーが得た地域通貨は、地域内の他の加盟店で消費することによって地域に還元することができます。また、上記にあったように、地域通貨は失効しても自動的に地域環境の保全に利用されるため、消費者は無意識のうちに地域の環境保全事業に貢献できる仕組みとなっています。この仕組みを通し、地域通貨だけではなく、期限の切れた地域通貨でさえも地域貢献に利用することができます。
2 地域通貨の利用履歴を追跡できる、トレーサビリティ(透明性)を確保
ブロックチェーンが導入されているため、どの店舗で誰がどんな商品を買ったのか等、すべて追跡することが可能です。さらに、失効した通貨が「森の苗木」として、どんな団体が、何のために活用したのかも、すべて見える化されます。お金の流れに透明性が生まれ、地域内の信用が担保されるのです。
3 地域通貨による地域還元
地域通貨が大規模に運用されることで、地域への還元率も比例して大きくなります。例えば、自然エネルギーを提供する電力会社が、電気代の1%分を地域通貨として消費者に還元することによって、消費者は自然エネルギーを使うインセンティブを得られます。自然エネルギーの利用者数が増えることによって、環境への配慮も進みます。他にも、地方の電力会社に限らず、地域密着のスポーツチームや、地域産品の購入で地域通貨の運用が可能となります。
Freewillでは、地域通貨と連携することで、社会的・環境的インパクトを生み出すことができる新たなエコシステムとして、Sustainable eco Societyを実現するためのサービスを提供しています。
サービスは現在、ストーリー型クラウドファンディン「SPIN」、エシカルECサイト「tells market」、そして、誰もが世界に善き行いを発信できるメディア「Vibes.media」の3つと、2021年秋にリリース予定のtells marketで4つになります。これらのサービスは、AIやブロックチェーン、5Gなどの最先端テクノロジーにより、ビジネスを行うのと同時に、「森の苗木」が増える仕組みとなっています。
これらのサービス内でお金を消費すると、消費額の1%がコイン(Sustainable eco Coin、以下、SeCコイン)として還元されます。SeCコインは、毎月20%が失効されていきますが、失効分は自動的に「森の苗木」として、環境保全のために活動しているNPOやNGO等の活動のために使用されます。そのため、無意識のうちに地球環境保全に参加することが可能となります。
このSustainable eco Societyの世界観を反映させた地域通貨システムなので、地域経済の活性化と同時に社会課題も解決することができます。
DXによる地域ツーリズムへの誘導
私たちが提供するサービスにMEO(マップ検索エンジン最適化)を導入し、ユーザーの行動パターンの分析や、ユーザーの興味に合わせた品物や体験・観光を勧めることができます。マップ上でお勧め情報を得られることで、他の地域からの観光客の誘導もできます。この仕組みを通して、1つの地域だけではなく、全国に地域ファンを増やすことができると考えます。
図3 DXによる地域ツーリズムに人を誘導
DXによる地域ツーリズムへの誘導
図3 DXによる地域ツーリズムに人を誘導
私たちが提供するサービスにMEO(マップ検索エンジン最適化)を導入し、ユーザーの行動パターンの分析や、ユーザーの興味に合わせた品物や体験・観光を勧めることができます。マップ上でお勧め情報を得られることで、他の地域からの観光客の誘導もできます。この仕組みを通して、1つの地域だけではなく、全国に地域ファンを増やすことができると考えます。
Sustainable eco Societyの経済圏を地域のために活用できる
特定の地域でも利用でき、利用期限のある地域通貨を運用することで、地域内の消費と経済循環を促進することができます。
もし特定の地域外にいたとしても、SPINやtells marketなど、Freewillが提供するサービスで、地域貢献に関連するプロジェクトの支援や、品物の購入のために、地域通貨を利用することができます。
つまり、無意識に地方にお金が流れる仕組みができあがります。
例えば、tells marketで、北海道の地域通貨を導入しているお店の商品を購入したとします。すると、その商品の1%分がSeCコインとして還元されると同時に、北海道の地域通貨も還元されます。この仕組みによって、SeCコインと地域通貨の2つの経済圏において、それぞれの地域で暮らす人々がつながり合い、さらに、利用者を他の地方経済に誘導することもできるのです。
図4 地域通貨とSustainable eco Societyの連動
Sustainable eco Societyの経済圏を地域のために活用できる
図4 地域通貨とSustainable eco Societyの連動
特定の地域でも利用でき、利用期限のある地域通貨を運用することで、地域内の消費と経済循環を促進することができます。
もし特定の地域外にいたとしても、SPINやtells marketなど、Freewillが提供するサービスで、地域貢献に関連するプロジェクトの支援や、品物の購入のために、地域通貨を利用することができます。
つまり、無意識に地方にお金が流れる仕組みができあがります。
例えば、tells marketで、北海道の地域通貨を導入しているお店の商品を購入したとします。すると、その商品の1%分がSeCコインとして還元されると同時に、北海道の地域通貨も還元されます。この仕組みによって、SeCコインと地域通貨の2つの経済圏において、それぞれの地域で暮らす人々がつながり合い、さらに、利用者を他の地方経済に誘導することもできるのです。
さあ、サステナブルエココインを
導入しよう!
PERFORMANCE
サステナブルエココイン導入による世界の変化
地域の消費促進
潜在顧客への
アプローチ
失効したコインを 地域の
環境保全に利用
低コストで運用開始
グリーンコンシューマー
へのアプローチ
個別に各地域独自の
新規機能の追加開発
FLOW
導入までの流れ
仕様開発
>
テスト
>
納品/実装
>
運用テスト
>
利用開始
※注意事項
※導入・使用検討のお打ち合わせ費用、ブロックチェーンによるコインの開発の費用はかかりません。
※実装に伴う諸経費及び端末準備費用は別途必要となります。
※地域独自の仕様開発、決済システムの変更などは別途仕様を相談の上、開発が必要となります。
OUR VISION
Freewill が目指す未来
私たちの想い
日本の活性化はオールジャパンでないと意味がない!
今までの地域通貨は各企業か自治体が持つことになっていて情報はプラットフォームを開発できた地域やプラットフォームを運営する企業だけの持ち物になっていました。
どこかの地域だけが潤うのではなく、日本全体がよくなっていくことを目指したい
勝負するのであれば、地域ごとのコインで戦うのではなく、同じコインのプラットフォーム上で、各地域経済をもとにしたコンテンツで勝負して切磋琢磨するようになった方が良いのではないか?
そんな想いから私たちは何千万円をかけて自社サービス用に既に開発したコインの仕組みを無料提供することにしました。
2050年、共存共栄でつながり合う世界へ
新たな地域通貨システムは、これまでの利益追求型を採用せずに経済を活性化させ、さらに、社会課題にも貢献できる新たなエコシステムであり、Next資本主義の形となります。それぞれの地域には、それぞれの特徴があるため、そう簡単に物事は進まないかもしれません。地方電力や、力のある民間企業、そしてスポーツチームなどが中心となって行政と共にこうした事業を進めることができれば、地方のみならず、日本全体の創生につながると私たちは信じています。
人類社会の豊かな生活と地球環境の共存共栄を可能にする仕組み、「Profit(利益)」から「Benefit(恩恵)とProsperity(全体の繁栄)」重視へ――それこそが、私たちが目指す「Sustainable eco Society」なのです。